川村あんり(モーグル)選手は 2022 北京オリンピックで5位、17歳で大健闘しました。
2019年12月15歳、FISワールドカップで2位、衝撃的なデビューでした。
2022年17歳の今、FISワールドカップで優勝を重ね、世界のトップに立ちました!!
"上村愛子2世"と呼ばれて現在、ついにオリンピック日本代表に選ばれました。
そして、北京オリンピックでは5位、エアーでは実力を出せていたようですが、スピードでは海外の選手が勝っていました。
NHK記者のインタビューに「金メダル候補と言われて、その期待に応えられなかったが、頑張ればここまでできるということを見せて行きたい」と応えました。
こんな素晴らしい活躍をする少女をどうやって育てたのか、ご両親、ご家族について調べてみました。
川村あんり(モーグル)の母親
母親の情報は少ないですが、川村あんり選手の母は川村綾子さん。

元アイスホッケー実業団の選手だったと言われてます。
ご自宅は東京都東久留米市にありますが、川村あんり選手が小学生の時から、一緒に冬場だけ新潟県の湯沢に滞在して、川村あんり選手が競技に集中できるようにサポートをしていました。
川村あんり(モーグル)の父親
川村あんり選手の父は川村修一さん。

元アイスホッケー実業団の選手でした。
チーム名は「西部鉄道アイスホッケー部」、その後「コクドアイスホッケー部」、さらに男子チームは「SEIBUプリンスラビッツ」に女子チームは「SEIBUプリンセスラビッツ」と名前を変えて現在に至ってます。
修一さんは 「SEIBUプリンセスラビッツ」 のコーチになりました。
冬場は川村あんり選手と共に妻の綾子さんも新潟県の湯沢に滞在していますが、週一で修一さんも湯沢に通っていたそうです。
川村あんり (モーグル) に兄弟はいる?
兄弟の情報は見つかりませんでした。川村あんり選手は一人っ子かもしれません。
川村あんり (モーグル) はハーフ?
川村あんり選手は純日本人です。ハーフではありません。
海外の英語のインタビューには、普段から英語を使っているように自然な発音で言葉を返しています。
顔立ちもハーフのように見えます。この辺りが「ハーフかな?」と思われる理由なのでしょう。
ハーフでは?..と思いきや、父母は前述の通り日本人ですから、川村あんり選手はハーフではありません。
川村あんり (モーグル) スキーとの出会い
川村あんり選手がスキーを始めたのは3歳から、モーグルと出会ったのは4歳です。
こぶ状の隆起が続く雪の斜面を、スピードを競いながらアクロバティックなジャンプを2回飛ぶのがモーグルです。ワールドカップの基準では、斜面の平均傾斜度24°~32°、最大傾斜度37°です。
ジャンプしたときに空中で規定の技をいくつか組み合わせた演技を行います。これをエアと呼びます。
川村あんり選手が8歳のときに、雪上でエアのバックフリップを初めて成功させた動画です。
子供には一見無謀に見えるモーグル、一体この競技の何が彼女の心を掴んだのでしょうか?
川村あんり選手は次のように語ってます。
私はスキーヤーである祖父母の影響を受け3歳からスキーを始め、4歳の時にモーグルと出会いました。コブ斜面を滑ったりジャンプ台で飛んだり、とても楽しそうだと思ったのがきっかけでモーグルを始めました。
…
私が幼少期だった時の夢、それは「モーグルで世界一」になることでした。
GO-BEYONDER
やはり「好きこそものの上手なれ」ということですね。
3歳のときに、祖父が所有する新潟県湯沢町のリゾートマンションに遊びに来て、祖父にスキーに連れて行ってもらったのが始まりです。
川村あんり (モーグル) 子供の頃から練習を積み上げる
川村あんり選手は、現在の活躍について次のように言ってます。
「小さい頃から練習してきたことが貯金になって、今それを出せている」
読売新聞オンライン
どのように練習をしてきたのでしょうか?
父親の修一さんがfacebookに、川村あんり選手の子供時代の練習動画を投稿されています。
7歳 エアのバックフリップの練習です。
雪がなくても、プールで練習ができるんですね!
場所は埼玉県所沢西武遊園地 S-AIR ジャンプ台です。
7歳 トランポリンでも練習をしていました。エアの練習です。
ときにはケガもするようです。
顔の擦り傷はちょっと痛そう、でも笑い飛ばそうとしている様子。可愛く頼もしいですね。
川村あんり (モーグル) は積み上げた練習の成果を発揮中
川村あんり選手は、東京と湯沢の2拠点で選手生活を続け、世界レベルの技を獲得しました。
幼い頃にモーグルと出会い「楽しそう!」を原動力に、こつこつと練習を積みあげて行く姿、良いですね!
川村あんり(モーグル)のプロフィール
生年月日:2004年10月15日
出身地:東京都東久留米市
在籍:日本体育大学桜華高校
身長:153cm
体重:47kg
身長体重はまだ成長する年齢ですから、変わっているかもしれません。
川村あんり(モーグル)の FISワールドカップの戦歴
数々の大会に出場していますが、FISワールドカップのモーグルに絞った戦歴は次の通りです。
2019年 FISワールドカップ
- RUKA(フィンランド) 2位
- Thaiwoo(中国) 5位
2020年 FISワールドカップ
- Trenblant(カナダ) 10位
- Calgary(カナダ) 7位
- Tazawako(日本) 6位
- RUKA(フィンランド) 8位
- Idre(スウェーデン)2位
2021年 FISワールドカップ
- DEER VALLEY(アメリカ)2位
- RUKA(フィンランド) 9位
- Idre(スウェーデン)優勝
- Alpe d`Huez,(フランス)2位
2022年 FISワールドカップ
- TREMBLANT(カナダ) 優勝
- TREMBLANT(カナダ) 3位
- DEER VALLEY(アメリカ)2位
- DEER VALLEY(アメリカ)優勝
最近は優勝を重ねています!
川村あんり選手と同じように注目のロシアの金メダリスト候補 カミラ・ワリエワ選手(フィギュアスケート)も幼いころから、親のサポートを受けて、トップアスリートに育ちました。
まとめ
今回は北京オリンピック代表 川村あんり(モーグル)選手についてまとめました。
川村あんり選手の母親は元アイスホッケー実業団の選手で、川村あんり選手と一緒に東京と湯沢の2拠点生活をしながら、あんり選手の活動を支えました。
川村あんり選手の父親も元アイスホッケーの選手で、週一で川村あんり選手のいる湯沢に通い、あんり選手の活動を支えました。
川村あんり選手の兄弟は情報が無く、いないと思われます。
川村あんり選手はハーフでは?との声がありますが、ご両親は日本人です。ハーフではありません。
2022年北京オリンピックは5位でした。
その時のフランスの選手と健闘を讃えあう様子です。
川村あんり選手17歳。今後の飛躍が期待されます。
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