【上高地の紅葉2023】服装と持ち物は?寒さ対策や雨対策も紹介!

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有数の紅葉スポットとして名高い上高地も、徐々に彩を増しているようです。

去年(2022年)は温暖化の影響で平均気温が高かったのですが、10月に入ってからは、急に冷え込む時間が増えてきました。

紅葉はそのような時にグッと見頃に近づきます。

上高地は標高1500m。山と原生林に囲まれ、
清流が流れる高原地帯には長ーい散策路が整備され、
紅葉ともなれば、前進する度に忘れられない光景の連続となることでしょう。

そこで今回は『【上高地の紅葉2023】服装と持ち物は?寒さ対策や雨対策も紹介!』
と題して、上高地の紅葉狩りに欠かせない防寒や雨対策について詳しく調べてみました。

せっかく紅葉狩りの山歩きが、寒さや雨で台無しにならないよう準備は万全に備えておきたいですよね。

目次

【上高地の紅葉2023】ベストな服装は?

上高地の紅葉狩りのベストな服装は、ズバリ「防寒」対策の一語に尽きます。

上高地は長野県西部の松本市にあって、中部山岳国立公園の一部であり、名山として名高い穂高岳や槍ヶ岳などの北アルプスに繋がる玄関口として有名な景勝地です。

特別天然記念物の「大正池」付近は1498mの高度があり、10月の平均気温は最高で13℃前後、最低では4℃前後になるため、都心と比べると10℃前後の差があるのです。

—–去年の上高地の紅葉情報です。—-

2022年の10月15日、上高地涸沢はベストな紅葉を迎えてました。

10月21日には涸沢より標高の低い河童橋付近も紅葉が見えますね!

———————-

 特に朝晩の冷え込みは著しく、日中との寒暖差が大きいので、吸汗且つ速乾性のあるインナーや、長袖のシャツと薄くて軽い登山用防寒着に、動きやすく体温調整のできる伸縮生地のボトムスなどの服装がおススメです。

特にボトムスは、ジーンズなどではなく登山用に体温調整ができて伸縮自在なものを選ぶのがベストで、発汗・通気性の良い素材のものを選ぶとよいでしょう。

場所によっては冠雪をしているところも見られ、風が吹くと体感気温はグッと下がってしまうため、特に防寒着には気を付けた方がよいでしょう。

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【上高地の紅葉2023】便利な持ち物を紹介!

上高地の紅葉狩りに持っていると便利な持ち物を紹介します。

・水筒

コンパクトなステンレスボトルや折り畳み式で軽いシリコンボトルなどが重宝します。
標準的な紅葉のトレッキングコースの総行程は14㎞程にもなり、
片道でもおよそ6時間はかかってしまうため、
脱水症予防に水分補給は欠かせません。

・トレッキングシューズ

大正池から河童橋くらいまでは一般的なスニーカーでも大丈夫ですが、
それ以上のルートを辿るにはトレッキングシューズはマストアイテムの一つです。

踵のカットの高さ、靴底の硬さ、防水性、透湿性などを考慮して、
長時間歩いても疲れにくく歩きやすい靴を選ぶのが良いでしょう。

・トレッキングポール

上高地の紅葉散策路のほとんどが木道や地道などで、大正池と横沢ではおよそ100mほどの高低差があります。
徒歩で片道約6時間なので(河童橋まででも3時間程度)杖があった方が疲れにくいでしょう。

軽量アルミ合金製で丈夫、コンパクトに収納できるものが沢山あるので身長にあったもので
アンチショック構造の2本セットのものをおススメします。

・コンパクトモバイルバッテリー

スマホには、Wi-Fiなしで閲覧可能な地図、標高、気温、ガイドブックなどのトレッキングツールがアプリとして揃っているので、モバイルバッテリーも必需品だと言えるでしょう。
出来るだけコンパクトで軽量なものを選びたいですね。

【上高地の紅葉2023】寒さ対策や雨対策について

上高地の紅葉狩りの寒さ対策や雨対策について、少し詳しく見ておきましょう。

寒さ対策として一番にあげられるのは、やはりインナーではないかと思われます。

インナーが綿の素材では吸水しても汗が乾かず、常に肌と汗が密着することになるため、
いくら上から防寒着を羽織ってもあまり意味はないので、
出来るだけ速乾効果のある生地のインナーを選びましょう。

肌に近いインナーこそ、寒さ対策の要なのです。

次に防寒着ですが、保温性があるものを重ねて着たからといって防寒にはならないのが山歩きの基本です。

・汗と肌を離す  …メッシュインナー

・汗の蒸散    …速乾性のシャツ

・保温する    …綿などの長袖シャツなど

・風の侵入を防ぐ …ソフトシェルジャケットなど

・雨の侵入を防ぐ …レインウェア

という機能的な選び方がおススメです。

また、防寒着であるソフトシェルジャケットは出来るだけ登山用のもので、
丈夫で軽いものを選んだほうが良いでしょう。

さらに、およそ速乾性でない限りフリース素材のジャケットはおススメできません。

なぜなら肌着同様、汗を含んで冷たいまま重くなってしまうからです。

続いて、雨対策で必要なものは何といっても合羽です。

傘は片手が塞がり、風で煽られ危険なため、
ロッジや売店以外の上高地の散策には不向きだと言えます。

登山用で軽量コンパクトな防寒具も兼ねた、
急な荒天にもすぐに着用できるようなものを準備しておきたいですね。

一般的に軽量コンパクトだと、耐久性が劣り防水性能の劣化が早くなる傾向があるのですが、選ぶ時のポイントとして

・上下セパレートタイプを選ぶ

雨風は上から降りてくるだけではなく、あらゆる方向から迫ってくるので、
下からも煽られるため、1枚ものだと下半身がずぶ濡れになることもよくあります。

・耐水・透湿性に着目する

素材が水を通さない防水性の基準は「耐水性」に表されています。
山登りに適した耐水性は対水圧20,000mm(1㎠あたり20mの水圧に耐えられる)とされています。

また、長時間着用していても蒸れにくい透湿性を考えると、
10,000g/㎡/24h(生地1㎡あたり24時間で10ℓの水分放出)が理想とされています。

それぞれの表示を確認して選ぶのが良いでしょう。

・撥水性、視認性にも注意する

出来るだけ生地の表面に水が残らない撥水加工にも注意が必要です。
場合によっては合羽の表面に着いた水滴が氷結することもあり得るし、水分で体が重く感じることもあるのです。

そして、霧などで視界が悪い場合を考えると視認性の良い色がおススメです。

山歩きは命の危険に晒されることがあるということも考えると
機能性重視に傾くのは否めませんが、兼用機能のものも沢山あるので、
重量やコスパなどとのバランスも考えて選んでみては如何でしょう。

まとめ

今回は『【上高地の紅葉2023】服装と持ち物は?寒さ対策や雨対策も紹介!』
と題して、紅葉狩りに欠かせない防寒や雨対策について詳しく調べてみましたが

・上高地の紅葉狩りのベストな服装は、吸汗・速乾性の高いインナーに保温性のある長袖シャツ、登山用のソフトシェルジャケットと体温調整・伸縮性に富んだボトムスを選ぶのが良いでしょう。

・上高地の紅葉狩りの便利な持ち物は、コンパクトなステンレスボトルや折りたためるシリコンボトル、歩きやすく疲れにくいトレッキングシューズ、軽量でアンチショック機能が付いたトレッキングポールなどがおススメです。

・スマホには地図、標高、気温、ガイドブックなどのアプリを入れておきよく使うため、軽量のモバイルバッテリーが欠かせません。

・上高地の紅葉狩りの寒さ対策や雨対策については、軽量化やコンパクト性も大事だが、
寒暖差や標高差があり長時間で急な天候の変化にも対応できるようにするためには、
特に機能性を重視し出来るだけ兼用機能と耐久度の高い装備を選ぶのが良いでしょう。

上高地は日本有数の紅葉の名所であり、シーズン中には大勢の人で賑わう場所です。

しかし観光地といえども大自然が相手なので、最低限度の命を守る服装と装備は整えておきたいものです。

出かける前の服装や装備選びもまた楽しさの一つなので、選んでいる時から紅葉狩りは始まっていると言えます。

どうかくれぐれも安全に、そして思い出深い上高地の紅葉狩りにしてください。

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