【吉野山の桜2023】花見の服装は?見頃とおすすめスポットも!

日本一の花見スポットと言えば、奈良・吉野山の桜でしょう。

何と言っても、本数3万の桜です。

2位の「富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリア」や「狭山湖」は2万本なので、
圧倒的にナンバーワンの本数です。

それだけでなく、世界遺産の神社とお寺も!

余裕の日本一の花見です!

「いっぱい歩けば歩くほど満足するよ!」と言われる吉野山の花見。

運が良ければ、4月上旬にほぼ山全体の桜が見頃となる年があります。

それに遭遇できたら、織りなす山の壮大な桜に、圧倒されるでしょう。

あー吉野山
晴れて見渡す桜も良し!
雨上がりモヤ越しの桜も良し!

熱過ぎず寒過ぎず、花見を快適に満喫するために、どんな服装が良いでしょう。

そして、桜の見頃とおすすめスポットも紹介します。

目次

【吉野山の桜2023】花見の服装は?

【吉野山の桜2023】花見の服装は?靴

まずは、靴からです。

吉野山の道は整備されていますが、急なところがあり、山道や階段もあります。

革靴のような固い靴では、足に負担が掛ったり、靴の中で滑ったりして、疲れてしまいます。

3時間程度歩くのでしたら、ゴム底のスニーカーかランニングシューズがオススメです。

半日以上歩くようでしたら、しっかりと足が疲れないものを選んだ方が、快適な花見となります。

スニーカーではクッション性が少なく、疲れてしまいますので、

ローカットの、普段履いている靴より少し大きめのハイキングシューズがオススメです。

どの位大きめかと言うと、履いてみて踵に人差し指が入る位です。

ハイキングシューズは、スニーカーとトレッキングシューズの中間にある靴です。

靴底がスニーカーよりクッション性があり、トレッキングシューズより柔らかく、軽い山道歩きに適しています。

ローカットの良さは、
軽いことと、ハイキングシューズでありながら、街でも違和感なく普段使いできることです。

普段サイズより少し大きめにする理由は、
軽い下り坂であれば、靴の中で足が少しずれても、つま先が先端にぶつからず、爪の辺りを痛めにくいからです。

足の爪が伸びていると怪我の原因になりますから、適度に短くすることと、厚手の靴下を履くのが良いでしょう。

【吉野山の桜2023】花見の服装は?上着

吉野山の花見の最上部の奥千本(おくせんぼん)の標高は600~750mです。

この辺りが吉野山の花見で一番寒いところになりますね。

気温を調べると、

4月 吉野山 標高680mの気温は
最高気温が14.6度、平均気温が8.7度、最低気温が2.8度です。

YamaReco

とのこと、

4月吉野山の奥千本辺りは、朝晩は寒く、昼間は晴れると涼しいが、風が吹いたり、天気が悪いと一日中寒いと考えられます。

涼しいとき、寒いとき、歩いて熱くなったとき、臨機応変に着脱できるよう、一枚上着を持って行きましょう。
ウィンドブレーカー、春物のコート、薄手のダウンジャケット、ブルゾンなどを用意すると良いでしょう。

麓では、セータかブラウスで歩き始め、休憩で寒いと感じたら、一枚上着を羽織る。そんな使い方です。

早朝や夜桜を楽しむなら、ダウンべスト、マフラーやネックウォマーなど首回りを温める用意をしておくのが良いです。

100m標高が上がると約0.5度気温が下がります。標高で寒さを予想できます。
吉野山の花見エリアの標高です。
下千本(しもせんぼん)230~350m
中千本(なかせんぼん)350〜370m
上千本(かみせんぼん)390〜600m
奥千本(おくせんぼん)600~750m

【吉野山の桜2023】花見の服装は?アンダーウェア

アンダーウェアは、汗を素早く吸い取り、乾きやすいものを選びましょう。

綿は汗を含み、体温を奪い寒くなります。

化繊、メリノウール、天然繊維+化繊を素材としたアンダーウェアに吸湿性、速乾性に優れたものが多いです。

それでも、長く歩く内に、汗でアンダーウェアが湿ってしまうことが有ります。
そのまま寒い中で一枚上着を羽織っても、体が温まらなくなります。

そんな時の為に、着替え用に一枚アンダーウェアを持って行くと良いでしょう。

【吉野山の桜2023】花見の服装は?ボトムス

急な上り下り坂が有るので、ころぶことも考えて、
動きやすく膝を守れる、ジーパン、チノパン、ガウチョパンツなどパンツがオススメです。

【吉野山の桜2023】花見の服装は?持ち物

持ち物入れは、両手が自由に使えるように、ショルダーバッグやリュックサックがオススメです。

急に雨に降られた時のために雨具は、折りたたみ傘と、上と下に分かれたタイプのカッパを用意しておくのが便利でしょう。

特にカッパは、上千本〜奥千本を歩く場合や、半日以上歩く場合はオススメです。
両手が使えて歩きやすく、
傘と違って風にあおられず、人とすれ違う時にぶつからず安全です。

カッパは、なるべく背中に背負ったリュックサックなども一緒にカバーできるものが良いですが、
なければ、リュックカバーやバッグ用レインカバーを用意しておきましょう。数百円であります。

山道で雨に濡れると、低体温症の危険があるので、雨具だけは用意を怠らないようにしましょう。

半日以上歩く予定でしたら
ジュースなど飲料水と、
体力の消耗に備えて、
歩きながら食べられる菓子やチョコなどを持って行くと安心です。

【吉野山の桜2023】見頃!

吉野山の桜の見頃は、例年4月上旬から中旬頃ですが、
標高の低い方から高い方へ順に見頃が変わります。

【吉野山の桜2023】見頃!4月1日の下千本の開花状況

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1641973602773004288?s=20

【吉野山の桜2023】見頃!満開日の予想

吉野町公式サイト(更新:4月 8日 9時頃)によると、桜の満開日は

下千本 3月29日頃
中千本 3月30日頃
上千本 3月31日頃
奥千本 4月6日頃

吉野町公式サイト

と予想されています。

現在の開花状況は下千本、中千本、上千本が同時に満開を迎えています!

下千本 葉ざくら
中千本 葉ざくら
上千本 葉ざくら
奥千本 散り始め

吉野町公式サイト

開花のスピードは予想よりちょっと上回って、吉野町公式サイトが更新する度に早まりました。

 

例年、満開前後2〜5日が見頃となっていますので、
この満開日の予想を基に、見頃の予想を立てました。

【吉野山の桜2023】見頃!見頃の予想

厳しめに、満開予想日の前後2日間を見頃と予想すると、

下千本 3月27日〜31日頃
中千本 3月28日〜4月1日頃
上千本 3月29日〜4月2日頃
奥千本 4月4日〜8日頃

 

緩めに、満開予想日の前後4日間を見頃と予想すると、

下千本 3月25日〜4月2日頃
中千本 3月26日〜4月3日頃
上千本 3月27日〜4月4日頃
奥千本 4月2日〜4月10日頃

 

桜の開花時期は、気温の影響が大きく、毎年違います。
本予想はご参考にしてください。

3月24日の吉野山シダレザクラ

なお、夜桜を引き立てる、桜のライトアップ期間は
3月27日(月)~4月16日(日)18時~22時です。
場所 【下千本】七曲り周辺 【上千本】大塔宮・火の見櫓周辺

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!

吉野山の桜のおすすめスポットを、標高の低い花見エリアから順に紹介します。

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!下千本

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!下千本で特におすすめは、
下千本展望所、お野立ち跡、金峯山寺蔵王堂、吉野朝宮跡です。

下千本展望所 標高310m

4枚の写真の上左が下千本展望所、上右がお野立ち跡展望所からの眺め

https://twitter.com/Oga_Washinton/status/853596142445015041?s=20

下千本展望所は下千本駐車場すぐ近くにあります。

世界遺産・蔵王堂を遠方に、雄大な桜風景を楽しめます。

雨の日の下千本エリア。

「雨の日こそ綺麗な吉野山の桜」…なるほどです。

お野立ち跡 標高約310m

お野立ち跡も下千本駐車場の近くにあります。

眼下に「七曲り坂」と横に吉野山ケーブルが通過します。
座るところがあり、休憩できます。

金峯山寺蔵王堂(きんぷせんじざおうどう) 標高約350m

金峯山寺蔵王堂は世界遺産で、吉野山のシンボルと言われてます。

東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築で、現在の本堂は1592(天正20)年に再建された、室町末期を代表する建造物です。

花見の期間を含めて2023年は3月24日〜5月7日に
日本最大の秘仏ご本尊金剛蔵王大権現3体が御開帳されます。

所要時間は通常45分〜1時間程度です。

拝観時間:午前8時30分~午後4時(法要等のために拝観を中止することがあります。)
特別拝観料(団体割引あり):大人1,600円・中高生1,200円・小学生800円
お問い合わせ:金峯山寺宗務庁 ℡0746(32)8371

吉野朝宮跡 標高約350m

吉野朝宮跡は桜と夕日とのコラボが美しく、日没前が幻想的です。

約700年前の南北朝時代に後醍醐天皇の皇居があったところです。

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!中千本

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!中千本で特におすすめは、
吉水神社、東南院、如意輪寺です。

吉水(よしみず)神社 標高約345m

世界遺産の神社です。
吉水神社境内から見る桜の景色は「一目千本」と言われ、豊臣秀吉も眺めた、吉野山を代表する花見スポットです。

中千本、上千本の桜を一気に見渡せるので、秀吉の気持ちになって「吉野山ならではの桜じゃ!」と感動するのが良いでしょう。

約700年前の南北朝時代に後醍醐天皇の仮の皇居とした神社です。

枝垂れ桜の東南院と如意輪寺

枝垂れ桜が好きな方は、東南院、如意輪寺もおすすめスポットです。
枝垂れ桜は他の桜より早咲きで、3月終わりから4月初めで見頃となります。

東南院 標高約356m

多宝塔と枝垂れ桜が一本有ります。

如意輪寺 標高約370m

庭園内は有料ですが、綺麗な多宝塔と美しい枝垂れ桜があります。

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!上千本

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!上千本で特におすすめは、
滝桜、龍王神社、花矢倉展望台です。

上千本は標高390〜600mのエリア、標高差は210mで急な坂が多くなります。
標高が高いほど大パノラマで桜を楽しめます。

滝桜 標高約400m

標高は400m上千本の入り口です。

坂を下り、中千本バス操車場近くの参陵トンネルを抜けると、谷底から大滝を眺めるように、雄大な桜の群生を見上げることができます。

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1245877556315738112?s=20

龍王神社 標高約450m

境内からの眺めが良く、北西遠方の蔵王堂と、北の如意輪寺周辺の桜が見渡せます。

花矢倉展望台 標高約600m

上千本の最上部にある展望台。吉野山の中で特に眺めが良いところです。

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!奥千本

【吉野山の桜2023】おすすめスポット!奥千本で特におすすめは、
水分(みくまり)神社、金峯(きんぷ)神社、西行庵(さいぎょうあん)です。

水分(みくまり)神社 標高約600m

世界遺産の神社です。

枝垂れ桜が好みの方はおすすめスポットです。

金峯(きんぷ)神社 標高約720m

世界遺産の神社です。
坂道に100本以上のソメイヨシノ、神社には枝垂れ桜が植えられています。

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1247439057640022016?s=20

西行庵(さいぎょうあん) 標高約750m

ひっそりとした山奥にあり、周辺の桜は2015年以降に植樹されて、年々見応えがましています。

https://twitter.com/News_Yoshino/status/1514063116954632193?s=20

まとめ

吉野山の桜。花見は標高230m~750mを歩けば歩くほど満足すると言われています。

4月上旬は、昼間涼しく朝晩寒い時期です。

快適に花見を満喫するための服装や持ち物は何が良いか、

靴、上着、アンダーウェア、ボトムズ、

持ち物やカバンについても紹介しました。

桜の見頃の期間は、吉野町公式サイトの桜満開予想日を基に、予想を立てました。

おすすスポットも、下千本、中千本、上千本、奥千本別に、紹介しました。

本ブログをご参考に、吉野山の花見を満喫ください。

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