車中泊初心者必見のアドバイス!始め方はこれでOK完全ガイド

当ページのリンクには広告が含まれています。

車が有れば、手軽に始められて、
好きな場所で自由に宿泊できると思った車中泊が、

準備や場所選びに失敗すると、
修行のような苦しい旅になってしまいます。

そのせいで、
車中泊初心者が車中泊をやってみたら、
もう懲り懲りだと思ってしまう人もいます。

初めての車中泊では、
何を準備したらよいのか、
どんなことに注意すればよいのか
わからない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、車中泊初心者のために、快適に過ごすためのアドバイスをご紹介します。

目次

車中泊初心者必見!車中泊のアドバイス

車中泊初心者必見の車中泊のアドバイスを
次の概要に沿って解説して行きます。

  • 車中泊に適した車選び
    普段使いできて、
    改造や装備取り付け工事不要の
    車中泊に適した乗用車を紹介。
  • 車中泊に必要なグッズ
    基本的なグッズを、準備のステップに沿って説明。
  • 車中泊の場所選び
    場所選びで車中泊の楽しみは広がります。
    滞在型車中泊は拠点を中心に観光スポットを楽しめる。
    遠距離移動途中の車中泊は安全と休養をメインに。
  • マナーと注意点
    トラブルを防ぐためのマナー、
    見落とせない注意点を紹介。

車中泊初心者へアドバイス|車中泊に適した車選び(完全フルフラット)

車中泊初心者でこれから車を選ぶ方必見のアドバイスです。

普段使いできて、
全く装備取り付け工事や改造をせずに
快適に車中泊ができる乗用車
を選んで紹介します。

多くの車種が車中泊用にフルフラットにできるモデルを販売しています。

でも、だいたいの車種のフルフラットは少し凸凹や段差が有ります。

もちろん、段差をクッションで埋めて、
その上にマットを敷けば、
ほぼ平らになるので、
多くの人は快適に眠れるでしょう。

その手間も要らないくらい
平らなフルフラットになり、
荷物も置ける次の4車種があります。

シエンタ、NV200バネット、フリード+、N VANです。


車中泊する人のフルフラットのニーズを
しっかり取り込んでいると思います。

トヨタ シエンタ

普段は5人乗車できて、車中泊の時は1~2人で使用するのに向いてます。

トヨタ公式サイト
群馬トヨタ公式サイト

ベッドの下のスペースは少ないので、
2人で寝る時は
荷物を運転席や助手席に移動する必要がありますね。

しっかりフラットですが、全体的に後部へ向かって下に傾斜しています。

頭の位置を運転席側にすると、眠り易いでしょう。

日産 NV200バネット

普段は5人乗り、車中泊では2人で使用するのに向いてます。

 

オーテック公式サイト

2列目シートを前に倒して、マットを載せ、荷物席のベッドを倒すと、フラットなベッドが現れます。

ベッドの下の大きな格納スペースは、
車中泊に心強いく、

ベッドを跳ね上げれば、
普段使いで大きな荷物を運ぶのに重宝します。

ホンダ フリード+


普段は5人乗車できて、車中泊の時は2人で使用するのに向いてます。

2席目の座面を前方に跳ね上げ、背もたれを前倒しにして、
後部荷物室に純正のボードを渡して、純正のマットを敷けば
縦約180cm
横約123cmの
完全フルフラットのベッドになります。

大人二人が眠れますね。

タイヤハウスの上にフルフラットの座面があることで、幅が広く取れるのです。

下に収納スペースがあるので荷物置きに重宝します。

ホンダ公式サイト

雨の日や寒い夜に、
下の収納から荷物を出し入れするとき、
いちいち外から回って
バックドアを開けなくとも、

車内のマットとボードをまくれば、
荷物の出し入れができるのは
ありがたいことです。

実際に使用された方の感想:

ホンダ N-VAN

普段は4人乗車でき、
車中泊の時は1人で
春から秋の3シーズンに
車中泊したい人に向いてます。

助手席とリア席をほぼ完全にフルフラットにできるので、背の高い人も楽に眠れます。
1人で車中泊するのに打って付けですね。

ホンダ公式サイト

助手席とリア席の間に僅かに隙間ができますが、
マットを敷けば、
足の辺りになるので、
ほとんど気にならないでしょう。

運転席の後ろの席も綺麗にフルフラットにできるので、荷物も置きやすいです。

荷物は
運転席、助手席に移動すれば、
もう一人身長135cmまでの子供と一緒に眠ることができます。

床に直接マットを敷いているので、
座ったとき、頭の上に余裕があって
その分くつろげます。

寒い時は床から直接冷気が来るので、
銀マットや厚手のマットを敷くと良いでしょう。

運転席がメインで
助手席とリア席はサブ的な作りになっているので、
フルフラットを綺麗に実現できるのでしょう。

座り心地からも、
長距離は一人で仕事や車中泊に使う。
街乗りなど短距離は、四人乗りで使うのに向いていそうですね。

フルフラットにならない車

座席を倒しても、
フルフラットにならない車は、
凸凹しているところを
クッションやタオルで埋めて
なるべく平らにした上に、
8cm程度の集めのマットを敷くと、
寝やすくなります。

それでも平らにならなかったり、
手間を掛けたくなかったら、
乗車可能者数が減るかもしれませんが、
ベッドキットの取り付けを検討してはいかがでしょうか。

DIYで取り付けたり、
自動車修理・板金塗装会社などで
受け付けて貰えます。

ベッドキットの下に収納スペースができるので、
荷物の整理も楽になります。

車中泊初心者へアドバイス|車中泊に必要なグッズ

車中泊初心者にとって、
車中泊用にあるたくさんのグッズの中から、
自分に必要なものを選ぶのは大変ですね。

車中泊に必要なグッズは何があるか、
基本的なグッズを、準備のステップに沿ってアドバイスします。

車中泊の準備には、大きく分けて以下の4つのステップがあります。

  1. 車内を寝床にする
  2. 暑さ・寒さ対策をする
  3. プライバシーを守る
  4. 電源と照明を確保する

車内を寝床にする

車内を寝床にするためには、以下の準備するものがあります。

  • 寝袋
  • マット、タオル類
  • ブランケット

寝袋は季節や泊る場所に合わせて、夏用か冬用を用意しましょう。

夏でも高原で車中泊するなら、10度前後に冷え込む所が多いので、冬用が無難です。

寝袋は丸めてコンパクトに収納できますが、布団や毛布でも眠れます。

は、普段使っている物がオススメです。

マットは、寝心地良くするのに重要です。

僅かな継ぎ目でも、横たわると気になるものです。

次の様なマットがあります。

マットを敷いても気になる凸凹は、間にタオル類を挟んで平らにします。

ブランケットは、寝袋だけでは寒い場合に重宝します。

車中泊でぐっすり眠れたら、嬉しいものです。

暑さ・寒さ対策をする

暑さ・寒さ対策には次のものがあります。

  • 扇風機
  • 防虫ネット
  • 寝袋・ブランケット
  • 銀マット
  • マルチサンシェード

車中泊では、車内の温度変化に注意が必要です。

夏の暑さ対策の鉄板は、
標高の高いところに泊ることでしょう。

夏の標高の低い平地ならば、
できるなら扇風機を活用して
車内を涼しく保ちましょう。

窓も少し開けて、
虫が入らないように
車窓専用の防虫ネットを貼ります。

冬は、エンジンを切った状態では
車内が非常に冷え込みます。
寝袋ブランケットを重ね着して、
十分に防寒対策をしましょう。

床からの冷えは
銀マットを敷くとかなり防げます。

銀側を表にすると、
体温を車内に反射して、いく分暖かさを保ちます。

窓枠にフィットする車種別のマルチサンシェードを貼れば、冷気を効果的に防いでくれます。

結露対策

結露対策には次のものがあります。

  • 除湿剤
  • 断熱材(プチプチシートなど)

車の中で一晩明かした朝、
息などの湿気により、
車の窓や金属部分に
結露が生じていることがあります。

出発前に、タオルで拭くのに
時間を取られてしまうことになります。

対策は、サンシェードを窓に貼るのが良いです。

さらに、夏ならば防虫ネットを張って
窓を少し開けておきましょう。

外気と入れ替えて
車内の湿度や気温を下げるので
結露しにくくなります。

冬は、窓を開けっぱなしは辛いので、
除湿剤を車内に置いておきます。

次のような除湿剤があります。

商用車を使う場合、車内に鉄板部分がむき出しになっていたりします。

冬は車内の鉄板部分も非常に冷えるので、結露し易いところです。

断熱材を貼ると結露も防止できます。

例えば、シールのように貼れるプチプチシートなどです。

防虫対策

防虫対策には次のものがあります。

  • 防虫ネット
  • 電池式電気かとり器

防虫対策に防虫ネットが効果的です。

窓を開けて防虫ネットを張ると、風通しが良く暑さ対策に、車内の結露防止にもなりますよ。

次のような防虫ネットがあります。

入って来た虫は電池式電気かとり器で撃退できます。

つぎのような電池式電気式かとり器があります。

プライバシーを守る

プライバシーを守るには次のものがあります。

  • カーテン
  • サンシェード

車中泊では、プライバシーを守ることも大切です。

窓を遮光するカーテンやサンシェードを用意しましょう。

次の様な車中泊用サンシェードがあります。

フリード用:

軽自動車用:

周囲の視線から保護することと、
日よけとなり車内の温度上昇を抑え、
早朝の安眠を妨げない効果もあります。

冬は窓枠にフィットして
中綿たっぷりの
マルチサンシェードがオススメです。

断熱、防露に優れた効果も発揮します。

電源と照明を確保する

電源と照明は次のものがあります。

  • モバイルバッテリー・ポータブル電源
  • LEDランタン・懐中電灯
  • 耳栓

車中泊では、スマートフォンやモバイルバッテリーの充電が必要です。

車のバッテリーから直接電源を取る方法もありますが、
バッテリー上がりの原因になるので注意が必要です。

ポータブル電源やモバイルバッテリーを用意して、
電源を確保しましょう。

次の様な扇風機と照明が付いたモバイルバッテリーがあります。

照明は、車内用ランタンと
トイレなど外出用の懐中電灯を
二つを用意しましょう。

持ち運びと設置が楽なLEDランタンと
遠くも照らせる懐中電灯です。

誰かがトイレに行くと、
車内が真っ暗になるのは困りますからね。

特に軽自動車は遮音性が低いので、
音に敏感で眠れない方は耳栓を持参が必要になります。

車中泊初心者へアドバイス|車中泊の場所選び

車中泊初心者にとって、
どんな場所を選ぶと、
楽しく車中泊ができるか
知りたいところですね。

車中泊の良さは、
たいして時間に縛られず、
ふらりと好きなところに安く泊まって、
遠くの大自然や街を楽しめるところです。

でも、ふらりとではなく、
もっとしっかり考えて
車中泊の場所を選ぶと、

今までとてもできなかった
楽しみ方が広がります。

滞在型車中泊:
車中泊場所を拠点に、
周囲10~20km離れた多くの観光スポットをターゲットにして、
何カ所も巡って楽しむのです。

移動中車中泊:
遠くの目的地の途中で夜を明かすときの車中泊場所です。
しっかりと休養するのが目的です。

滞在型車中泊と
移動中車中泊の
場所の選び方を
実例で紹介します。

滞在型車中泊の場所選び

温泉が近いオートキャンプ場を車中泊に選び、
そこを拠点に、観光スポットを巡る例です。

那須高原オートキャンプ場(栃木県那須塩原市)

那須高原の自然に囲まれたオートキャンプ場です。

ここを車中泊の拠点にして、近くの有名観光スポットを巡ることができます。

那須高原オートキャンプ場公式サイト

キャンプ場には温水シャワーや自分で沸かすドラム缶風呂があります。

浴槽でのんびりしたいなら、近くの温泉や銭湯が良いでしょう。

源泉 那須山 令和の湯:

那須高原オートキャンプ場から車で5分、
歩いて20分もあれば到着できます。

源泉 那須山

周辺には、那須高原の雄大な景色を楽しめる「那須ロープーウェイ」。

大自然の中の遊園地「那須ハイランドパーク」や、

動物と触れ合える「那須どうぶつ王国」

などの観光スポットがあります。

雨が降ったときの為に、屋内で楽しめるところも選んでおきましょう。

「那須とりっくあーとぴあ」は屋内で体験型トリックアートを楽しめます。

那須ロープウェイ:

那須高原オートキャンプ場から車で30分で到着します。

車中泊をするくらいのアウトドアー派としては
大自然の雄大さを実感したいはず、
那須ロープウェイが満足させてくれることでしょう。

那須ロープーウェイ公式サイト

那須ロープウェイ山麓駅から山頂駅まで760mほどロープウェイに揺られて上ります。

山頂駅から標高差200mの茶臼岳山頂まで
片道50分ほど登山を楽しめます。

頂上は標高1,915mなので真夏意外は
寒いところと思って準備して行ってくださいね。

もちろん山なので雨具は必須です。

那須ハイランドパーク:

那須高原オートキャンプ場から車で20分で到着します。

北関東最大級の遊園地です。

山々に囲まれて、アトラクション共に、大自然を満喫出ます。

所要時間は40以上のアトラクションがあるので、選んだうえで、4時間以上は楽しみたいところですね。

那須ハイランドパーク公式サイト

那須とうぶつ王国:

那須高原オートキャンプ場から車で30分で到着します。

世界中から集まった600頭以上の動物を飼育・展示しています。

ふれあい体験が充実していて

動物と触れ合ったり、動物のショーを観覧できます。

観覧所要時間は広大な施設にショーやパフォーマンスもあり、
充分に楽しむには4時間以上は必要でしょう。

那須どうぶつ王国公式サイト

那須とりっくあーとぴあ:

那須高原オートキャンプ場から車で10分で到着します。

3つのトリックアート美術館を立体的に角度によって変わり、中に入ることができる。

体験型美術館です。

観覧所要時間は約2時間弱。

那須トリックアートピア公式サイト

 

滞在型車中泊と移動型車中泊を組み合わせて、
より遠く、長期の車中泊を計画できるようになれば、
車中泊中級者となって行けるでしょうね。

滞在型車中泊の計画を立てる

車中泊の拠点と観光スポットを選んだら、

2泊3日の車中泊の計画を立ててみましょう。

金曜夜に出発して、日曜の夜に帰宅するとします。

当日をシミュレーションしながら計画を立てると
楽しみ方がハッキリと分かり
ウキウキしてくるものです。

1日目:

仕事が終わって、その夜に出発できるのが車中泊の良さですね。

出発前に自宅で軽くシャワーを浴びておくのが良いでしょう。

関東圏からだと
3,4時間ほど夜の高速を走って、
11時頃に那須ロープウェイ駐車場に到着します。

24時間開いている無料駐車場です。

那須ロープウェイ駐車場のトイレは夜間は閉まっているので、
最寄り大丸駐車場又は峠の茶屋駐車場のトイレを使用します。

標高1400mほどのところ、夏は涼しいですよ。

簡易な食事を済ませて、朝まで車中泊です。

2日目:

那須ロープウェイ山麓駅の始発は
通常は8時30分、
日の出運航をする期間は5時30分です。

早朝に起きて、駐車場やロープウェイ周りを散策するも良し、

日の出運航があればロープウェイで山頂駅へ行き
そこから日の出を眺めるのも良し。

雲海の上の日の出を見るために、
遠くの街から朝6時に到着するのは大変ですが、

起床してすぐ見れるのが車中泊の醍醐味ですね。

那須ロープウェイ山頂駅から茶臼岳の登山が終わったら
「那須とりっくあーとぴあ」へ車で移動して、
トリックアートの体験を楽しみます。

その後「源泉 那須山 令和の湯」へ寄って、
疲れを流した後は、館内で食事して、

近くにある「那須高原オートキャンプ場」へ移動して車中泊です。

3日目:

晴れてれば「那須ハイランドパーク」へ行きます。

もし、雨だったら休止するアトラクションがあるので
「那須ハイランドパーク」は避けた方が良いでしょう。

代わりに、回廊伝いに観覧できる「那須どうぶつ王国」へ行きます。

観覧後は帰路へ着く

移動中車中泊の場所選び

なるべく予約する

車中泊初心者のときは、
遠方の目的地へ行く途中で車中泊をする場合、
なるべく車中泊を許可されているところを
予約しておくことがオススメです。

予約はWebで検索すれば、いくつか簡単に見つかります。

予約しておく方が気が楽だからです。

高速道路のSAやPAは
「仮眠程度なら良いが、長時間の休憩は想定していないので遠慮いただきたい」
との見解です。

道の駅はマナーが問題となって、
あからさまな車中泊は禁止になってしまいました。

温泉や銭湯が近い場所

道の駅やSA、PAにも温泉や銭湯が近くに併設されているところがオススメです。

食事して温泉に浸かったら、すぐに車の中で眠れるのは嬉しいことです。

車中泊の場所確認や予約サイト

車中泊の場所の
確認や予約できる
次のサイトやアプリがあります。

Carstay
宿泊施設やお店の敷地など
個性的な車中泊スポットが多いのが特徴です。
 
全国の好きなところや、
 
最寄りのところを選べる便利な車中泊予約サイトです。

 
RVパーク
車中泊用の設備がしっかりして、一週間程度の長期滞在が可能です。
 

RVパークsmart
インターネット予約のみ受け付けて、
当日現場でQRコードを読み込めば、
電源設備への給電が開始されます。
車中泊用の設備がしっかりした駐車場が見つかります。
 

Roadtrips
仮眠や車中泊ができる駐車場をたくさん紹介しています。

 

道の駅+車中泊マップ
スマホアプリで
道の駅・SAPAなどの休憩仮眠場所に加え、
オートキャンプ場や日帰り入浴施設などを地図で確認でき、
長距離・長期ドライブ旅行をアシストします。

他にも、車中泊できる駐車場の確認や予約ができるサイトがあります。

車中泊初心者へアドバイス|車中泊を楽しむ工夫

人それぞれ楽しむ工夫は違いますが、
これだけは言えそうなことを
都度挙げて行きます。

入浴セットや水着を持参する

長い車中泊で良好している時、ふと気に行った温泉や、プールなど目に着いたら気軽に寄れるのが車中泊のよさですね。

温泉にはタオルやシャンプーが常備されているところが多いですが、有料だったら持参した方が安く済みます。

水着着用で楽しむ混浴温泉もあるので、水着も用意しておくと良いでしょう。

干し野菜の持参

「なぜ干し野菜か」とお思いでしょう。

干し野菜を使えば、
皮むきや切る手間が不要で、
調理ゴミを出さずに、
栄養豊富で美味しい料理が、
素早く作れるからです。

調理ゴミは、車中泊では少ない無い方がありがたいですからね。

干し野菜の作り方はこちらをご覧ください。
干し野菜の作り方【玉ねぎ・トマト・生姜】手軽に栄養豊富なキャンプ料理を!

車中泊初心者へアドバイス|車中泊のマナー

車中泊初心者の方は
どんなマナーが大切か知っておくと安心ですね。

  • SA、PA、道の駅は許可が無ければ、
    連泊を避けて、テントやテーブルの設置、炊事などのキャンプ行為は行わす。
    静かに眠るだけと考えて控えめに行動する。
  • 騒音やゴミを出さない
     
    夜や早朝は特に音が響くうえに
    睡眠中の人が居ますから、
    騒がないようにしましょう。
     
    許可されてるか分からなければ、
    エンジンのアイドリングは極力避けて、
    使用する時は近隣の迷惑に配慮しましょう。
     
    施設で購入したものではないゴミは持ち帰りましょう。
      
  • トイレは公共の場所を使いましょう。
     
  • 車中泊スポットの掲示板などを確認して、ルールに従いましょう。
     
  • 道の駅やSA、PA以外の駐車場で車中泊をするなら
    公園や公共施設の駐車場や観光地の駐車場が良いでしょう。
     
    夜間使用の制限や開場時間の看板が無くて、
    ポールやチェーンがなく、
    さらに周りに迷惑を掛けそうな民家がなければ
    車中泊ができるところでしょう。
     
    ただし、そういったところは車中泊が黙認されてるのが現状ですから、
    キャンプのように炊事やテントは御法度で、
    静かに眠るのに利用しましょう。
     
    こういったところが楽しいのは、
    朝になれば、公園内の散策とか
    ベンチやテーブルが有れば、
    コンロでお湯を沸かす程度の飲食ができるのです。
     
    さらに、観光地の駐車場だったら、
    運が良ければ絶景に囲まれているのに驚いたりします。

  

マナーが守られず、
近年車中泊が禁止になってしまった道の駅があるほどです。

 

これらのマナーを守って
皆が車中泊を楽しめるスポットを維持したいですね。

車中泊初心者へアドバイス|車中泊の注意点

車中泊初心者にとって意外なところに注意点があります。

オートキャンプ場は開場時期を確認する

特段寒い地域でなくとも、冬は閉鎖しているオートキャンプ場があります。

開場時期を確認しておくと安心です。

車中泊拠点の住所と近くの警察病院をメモしておく

車中泊の拠点となる住所はメモしておくと、
緊急時に助けを要請するときに困りません。

拠点としたところの思い出や
人に伝えたいときに
住所が良い情報になります。

また、盗難や突然の病気にも対応できるように、
近くの警察署と病院もメモしておくと安心です。

エコノミークラス症候群を防ぐ

狭い車内で、長い時間同じ姿勢でじっとしていると、
エコノミークラス症候群になってしまうことがあります。

水分補給のため、
常時ペットボトルを車内においたり、
時々気晴らしに運動をするようにして

エコノミークラス症候群を防ぎましょう。

子供のトイレは同行する

夜間は子供一人でトイレに行かせるのは危険が有ります。
野生動物の鳴き声や気配におびえることもあります。
大人が同行して安全を確保しましょう。

子供が迷子にならないように車に目印をつける

広い駐車場やたくさん車が並んでいる中に駐車した場合、
車に目立つ目印を付けておくと、
子どもが迷子にならずに済みます。

例えばミラーにタオルを掛けて置く、
フロントガラスや窓の外から見易いところに
目立つクッションを置いとくなどです。

公園の駐車場は後ろ向き駐車で

見知らぬ公園に駐車して、
気が付いたら若者の騒ぐたまり場になることがあります。

そんなとき静かに公園を脱出できるように、
後ろ向きに駐車して、
運転席は荷物を置かないで
いつでも運転開始できるようにしておくと安全です。

夏は涼しく、冬暖かいところがオススメ

夏:

夏の暑い時は、高原がオススメです。
100m海抜が上がると0.6度涼しくなると言われてます。

30度の街から1000mの高原へ行くと24度の涼しさとなるのです。

真夏でも高原は朝晩に寒いことが有るので、
フリースや薄手のダウンジャケットを
用意しておきましょう。

平地しか選べない時は、沿岸部がまだ暑さが和らぎます。

海水温が一帯の気温を下げてくれるからです。

冬:

冬の風が弱い日は、平地の海岸や湖の近くなど、大きな水域の近くがオススメです。
水が熱を蓄え、外気が冷えると熱を放出するので、一帯の寒さが和らぎます。

風の強い日は、樹木など風よけとなるものがあるところが良いでしょう。

温泉・銭湯の場所が近い

車中泊では、風呂は夕方から寝る前のどこかで入りたいものですね。

車中泊する場所に温泉・銭湯が有るか、
無ければ途中のどこにお温泉・銭湯があるか調べておきましょう。

風呂にはいらなくとも、車中泊はできますが、
風呂に入れるかどうかで爽快感が全く違います。

温泉併設の道の駅を探すサイトはこちら

近くの銭湯を探すサイトはこちら

近くの温泉を探すサイトはこちら

車を止める位置

平らな場所

なるべく平らな、ぬかるみの無い場所に車を止めます。

車内で傾きを感じない程度に平なところが心地良いです。

傾斜地しかなければ、
寝る時に頭の位置が高くなるように車をとめると、
割に眠り易いです。

地形や、地面を観察して、
雨で水が流れて来そうなところは避けてください。
自信が無ければ、
管理棟や近くの人に聞くのが安心です。

落ち着ける位置を選ぶ

プライバシーを守り、くつろげるように、
駐車場の中でも人通りや車通りの少ない
落ち着ける場所を選ぶようにしましょう。

トイレが近いこと

歩いて1,2分以内でいけるところに
24時間使用できるトイレがあると良いでしょう。

トイレは近すぎると、
人の出入りが聞こえて落ち着けませんが、
車中泊でトイレは良く使います。

用足しだけでなく、
手やタオルを洗ったり、
歯磨きに使ったりで
一晩で5,6回行くこともあります。

夜中に一人で行くのに距離があると、
怖いし、雨が降っていると辛いので
トイレが近いと、それだけで気楽になれます。

木陰を選ぶ場合

晴れの日は木陰:

晴れた日は、夏冬どちらも木陰が良いでしょう。

朝日で木陰となるように、できるだけ樹木の西側に泊めます。

日差しを和らげてくれるので、早朝でも落ち着いて眠ることができます。

夏は暑さ対策にもなります。

あまり木や枝に近いと
枯れた枝や、鳥の糞など、
落下物が有るので注意しましょう。

雨の日は木陰を避ける:

中途半端な木陰より完全に雨空の下を選ぶのが良いです。

枝葉から垂れる雫が、
車の屋根にボタボタと落ちる音で、
眠りを妨げられることがないからです。

ゴミはなるべく車内に持ち込まない

道中スーパーやコンビニで食品など買ったとき、
余分なパッケージは
お店のリサイクル箱やゴミ箱に捨ててくるのがオススメ。

2,3泊すると、相当ゴミが増えるので
車内の置き場所に困る事があります。

他の店のゴミを一緒に捨てるのは
マナー違反なので注意しましょう。

まとめ

車中泊初心者に向けて、
車中泊の始め方や
快適に過ごすためのアドバイスを紹介しました。

車中泊に適した車選び:

普段使いできて、
改造や装備取り付け工事不要の
フルフラットになる車種を紹介しました。

シエンタ、NV200バネット、フリード+、N VANです。

車中泊に必要なグッズ:

・車内を寝床にする
・暑さ・寒さ対策をする
・プライバシーを守る
・電源と照明を確保する

という4つのステップに沿って、
基本的なグッズを説明しました。

寝袋、マット、防虫ネット、除湿剤、マルチサンシェードなどです。

車中泊の場所選び:

場所選びで車中泊の楽しみは広がります。
滞在型車中泊は
拠点を中心に観光スポットを楽しめる。

遠距離移動途中の車中泊は
安全と休養をメインにします。

マナーと注意点:

トラブルを防ぐためのマナー、
見落とせない注意点を紹介しています。

駐車場の利用ルール、結露対策、防虫対策などです。

 

車中泊で自由な旅ができます。
大自然のなかでのんびりしたり、
温泉巡りやお祭り巡り、
車内で歌い、
読書や映画を気のすむまで楽しんだり、

本記事を参考に、
初心者の方が、
車中泊を日常の楽しみとされたら幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次