車中泊で憂鬱なのは雨の日。「車に閉じ込められてる気がする」「換気をどうする」「ドアを開けたり、外に行くたびに濡れてしまう」「雨音がうるさい」などなど、
でも雨の日の過ごし方を少し工夫すれば、憂鬱な雨の日をさわやかに過ごすことができます。
気分しだいで選ぶ、素敵な雨の日の過ごし方を紹介します。
車中泊で雨の日の過ごし方
車中泊で雨の日の過ごし方は気分しだいで決めるのも良いでしょう。
「車中泊で雨の日は、車の中でマッタリとして疲れを癒す時、晴れたら外に出掛けて元気に動き回るんだ」とメリハリを決めるのも良いですね。
もし「雨の日は車内に居たいのさ、でも車から見える周りの景色は飽きてしまった」と思ったら、
電波状態の良いところ、道の駅とかWIFIを提供してくれているところへ移動すると良いでしょう。
パソコンやスマホやタブレットなどで、映画や動画を見て楽しく過ごせます。
でも、雨の日に一日中車内に居るのは「ジメジメするし、閉じ込められているようで嫌だ!」と感じる時、どうしたらいいでしょう。
【車中泊で雨の日の過ごし方】あえて車外へ出掛ける
車中泊で雨の日の過ごし方として、あえて車外へ出掛けると、普段混んでいる観光スポットも人がすいていて、のんびりと観光できることがあります。
例えばディスニーランドのアトラクションです。雨の日を攻略ポイントに挙げる人もいます。
特に夏は小雨の中での車中泊は涼しく過ごせます。
雨が降った日にこそ車中泊で行きたいテーマパークや公園を決めておくと良いでしょう。
雨の日は河や滝の景色の迫力が増します。
小雨であれば、いっその事、自然を眺める観光スポットへ行くのも良いでしょう。
豪雨にならないか天気予報を見て、充分に安全に注意して出掛けてみてはいかがでしょう。
【車中泊で雨の日の過ごし方】屋根のあるところへ出掛ける
車中泊で雨の日の過ごし方として、屋根のあるところへ出掛けるのも楽しいでしょう。
「雨の日は車の中も居たくないし、観光も行きたくないんだ」と思ったら、近くの屋根のあるところで一日過ごすのはいかがでしょう。
ショッピングモール、映画館、ゲームセンター、博物館など公共施設を巡れば一日充分に楽しめます。
風呂に入りたい、洗濯物が溜まっている時は、
スーパー銭湯&食事、銭湯&洗濯、サウナ、ネットカフェ&シャワールーム、コインランドリーなどが良いでしょう。
【別記事】【道の駅で車中泊】エンジン停止するべき?暑さ対策|寒さ対策は?
【車中泊で雨の日の過ごし方】車を泊める場所
車中泊で雨の日の過ごし方として、車を泊める時は場所選びに気を付けましょう。快適に過ごす重要なポイントです。
要は雨の日でも大丈夫なところに車を泊めることです。
- なるべく車の走行音を避けるため、道路から離れた場所を選びます。雨の日は走行音が激しくなります。
- トイレに近いところが、雨に濡れる時間が少なくて楽です。近すぎると人の通行で落ち着けません。
- 木の下は避けましょう。大きな水滴がパラパラと車の屋根に落下する音で、夜も眠れません。
- 窪地で水が溜まりそうなところは避けましょう。アスファルトでも窪みになっていないか良く確認しましょう。
- 地面が土になっているところはなるべく避けましょう。靴がドロドロになります。
- 川が溢れて来そうなところは避けましょう。
- 夏は標高の高いところが湿気で蒸れず、涼しくて良いでしょう。
【車中泊で雨の日の過ごし方】準備
車中泊で雨の日の過ごし方として、簡単な準備を紹介します。
【車中泊で雨の日の過ごし方】雨の降る時間帯を予測して準備する
車中泊で雨が降る時間帯を天気予報で確認して、事前に準備します。雨が降ってからでは、車内がビショビショになってしまいます。
- スマホのお天気情報を見る練習・お天気アプリインストール
まずは、お天気情報を収集する準備です。
雨の時間帯を事前に知っていれば、
何をいつ準備するか分かります。
- レジャーシート、折りたたみ傘、タオル、大きなビニール袋、耳栓、カッパを用意する
レジャーシートを車内に拡げて、濡れたものが拡がるのを防ぎます。
ワンタッチで開く折りたたみ傘を、車内のどこかに傘ホルダーをぶら下げて、その中に入れておくことをオススメします。雨足が強いときは長傘が良いです。
雨の日も意外と車を出入りします。
トイレ、何かの買い物、そして気晴らしに散歩など、さっと広げて、さっと折りたためる傘は重宝します。
タオルは、濡れた衣服をさっと拭くのに使います。大き目と小さ目と何枚か用意します。
大きめのビニール袋は、雨で濡れてしまった物が、しめり気を回りに拡げないように、どんどん入れておきます。
耳栓は、寝る時に雨音を和らげるために使います。寝静まると雨音が気になるときがあります。
カッパを使うと水滴を沢山車内に持ち込んでしまうので、なるべく使わない方が良いでしょう。
でも豪雨の最中に外で作業をしなければならない時に必須です。用意だけはしておきましょう。
車用傘ホルダー
- ハンガーや洗濯ロープも車内で使えるように出しておく
雨の中で車の出入りを繰り返すと、衣類や靴下が濡れて来ます。
ハンガーや洗濯ロープを用意して、そういったものをぶら下げておけるようにします。
濡れたものを干すと言うより、濡れたものを他に拡げないためです。
ある程度溜まったら、しばらく使わないものを大きなビニール袋に入れて、
雨が上がったら、臭いが出る前に早めに洗濯しましょう。
- 翌朝に使う洗顔セット、次の日使う衣類、次の日食べる食料や食材を車内に取り込んでおく
例えば、雨が翌日午前まで続くことがわかったら、
翌朝に車外に出て取り出さないといけない物を事前に取り込んでおくと良いです。
もしできるなら、手間とお金がかかっていまいますが、
雨が降っても車内で必要な物全て取り出せるように、
収納棚や床下収納を用意しておくのが良いですね。
- ドアバイザー取り付け
最近の車はほぼドアバイザーが装備されています。
もし無ければ、ドアバイザーを取り付けることをオススメします。
強い雨のときも、少し窓を開けていられます。
窓を数センチ開けるだけで、換気はずいぶん違います。
雨の降り込みを防いでくれるドアバイザーは非常に助かります。
DIYが得意でしたら、自分でも取り付け可能です。
- 防虫ネットと小型扇風機
見落としがちなのは換気です。
雨の日はどうしても車内に居る時間が長くなります。
湿気がこもり窓が曇るのを防いで、快適に過ごしたいですね。
防虫ネットを張って、窓を少し開けて、小型扇風機で車内の空気循環させます。
車用防虫ネット
車用扇風機
【車中泊で雨の日の過ごし方】移動日とする
車中泊で雨の日の過ごし方として、留まる無理をせず、雨の降らないところへ移動することもありですね。
なるべく午前中に雨の降る範囲を調べて、雨の降らないところで、車中泊に良いところが無いか探します。
もし近ければ、そこへ移動してしまうのはいかがでしょう。
雨が上がればまた戻ってくるも良しです。
車中泊のメリットは移動が手軽にできることですから。
まとめ
車中泊で雨の日の過ごし方を工夫して、長い旅の思い出をグッと良いものしましょう。
どうやって過ごしたら楽しいか、車を泊める場所はどんなとこが良いか、準備する物は何かなど調べてまとめました。
雨の日を休息とするも良し、雨の日こそ行きたいところ行くも良し、楽しい車中泊の旅をお続けください。
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