【道の駅で車中泊】エンジン停止するべき?暑さ対策|寒さ対策は?

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気軽でパーソナルなことから車中泊の人気が高まっていますが、どこでもできるというわけではありませんね。

駐車料金がかからず、トイレや食料品店などがあることから、道の駅は車中泊に向いているといえますが、本当に車中泊はできるのでしょうか?

今回は【道の駅で車中泊】エンジン停止するべき?暑さ対策|寒さ対策は?
と題して、その是非を考えてみることにしました。

目次

【道の駅で車中泊】エンジン停止するべき?

道の駅での車中泊はエンジン停止するべきす。

およそ人待ち程度の短時間であれば別ですが、車中泊などの長時間となると、アイドリングストップなど条例違反になるケースも少なくありません。

エンジンの騒音で住民や、他の車で仮眠を取っている人の迷惑になることがあり、

出し続ける排気ガスは、環境を害したり、車内に逆流すれば命の危険もあります。

したがって、マナーやルールに沿った使用方法が求められますね。

道の駅で車中泊をして良いの?

道の駅は2022年現在、全国に1,194箇所あるそうですが、その多くが実は車中泊NGなのだそうです。

その理由として

・車中泊以外の利用者が多いこと
・駐車場に限りがあること
・火気使用するなどトラブルが多いこと
・ごみなどの不法投棄が頻発していること

などがあげられるので、事前リサーチやアポなしで道の駅での車中泊はあまりお勧めできません。

しかし近年ではRVパークを併設した「車中泊ウェルカム」な道の駅も増えていて、2020年現在では全国に153箇所設置(但し道の駅以外の施設も多い)されているとのこと。

ここであれば、堂々と車中泊を楽しむことができます。

【別記事】【車中泊で雨の日の過ごし方】工夫で憂鬱な雨の日をさわやかに!

【道の駅で車中泊】エンジンをかけっぱなしでも壊れない?

道の駅で車中泊するとき、エンジンをかけっぱなしは止めておいた方が良いです。

なぜなら、乗用車のエンジンは基本的に運転中の外気取入れによる「空冷」で稼働するような構造になっていて、走行風がない場合はエンジンブローや発火の危険性が高まるということなのです。

また、オイルの劣化を早めてしまいます。

エンジンを止めても比較的快適なシーズンであればいいですが、真夏や厳冬シーズンでは、どうしてもエアコンやヒーターをかけたくなります。

しかし事故やトラブルがあっては、せっかくのプランが台無しですし、万一命にかかわる重大なリスクを背負うことになりますので、エンジンは基本的に停めておくことが無難なようです。

【道の駅で車中泊】エンジン停止したときの暑さ対策は?

道の駅で車中泊、エンジン停止したときの暑さ対策はポータブルバッテリーとポータブルエアコンの組み合わせが有効です。

ポータブルバッテリーは、およそコンパクトに設計されているため車内でもあまり幅を取らず、トランクなどに収納できるものが多いようです。

またエアコンは、持ち運びや移動に特化したものが増えてきたので、選択次第では真夏でも快適に過ごせるでしょう。

しかし、バッテリーの容量を誤るとすぐに電源が切れてしまうので、エアコンの消費電力に見合ったバッテリー選びがポイントです。

さらに暑さ対策としては、

・遮熱・遮光フイルムやアルミシートなどの使用で車内温度を下げる工夫をする
・直射日光を避け日陰など駐車場所を選ぶ
・熱中症予防のため常に水分補給ができるようにする
・通気性や汗の吸収・乾燥に優れた衣類の着用を心掛ける

などが考えられますね。

少しでも不快感を少なくして上質な睡眠を取ることが車中泊のポイントなのです。

そして更にオススメなのが、標高が高い場所で車中泊をすることです。

一般的には標高が100m高くなると、気温は約0.6℃下がるといわれていて、
仮に平地が30℃の場合であれば、標高1000mの場所なら気温は24℃となるわけです。

山は湿度も低いので、体感温度はもう少し低く感じられるかもしれません。

日本では、国土のほとんどは山なので、旅行の目的地から少し走れば、標高の高いところにたどり着けるし、高所にある道の駅、RVパークやキャンプ場などを利用すれば問題のいくつかは軽減されるでしょう。

道の駅で車中泊!エンジン停止したときの寒さ対策?

道の駅の車中泊でエンジン停止したときの寒さ対策の一つにエンジンを停止させていても使用できるFFヒーターという手段です。

燃料は車のガソリンとサブバッテリーなどの電源で稼働し、エンジンを動かすのに比べると圧倒的に少ない量で利用できます。


アイドリング時のエンジンの騒音や排ガスでまわりに迷惑をかけることもないし、空気を温めるために使った排ガスは車外に安全に排出されるので、室内の空気は汚れないので、一酸化炭素中毒の心配もありません。
寒い時期の車中泊には最適な暖房装備ですが、デメリットは設備費用と工費など一式で、およそ30万円という高価なこと。

そんな高額な費用はかけられないという方には、冬山登山用の寝袋がおすすめです。

およそ耐久温度がマイナス10~25度までを想定した設計になっているものが多く、断熱マットやアルミシートなどの併用で冷気遮断をすれば厳冬の車中泊にも十分耐えられるでしょう。

レスキューシートや毛布、携帯カイロなども合わせて使えば、まずは大丈夫ではないでしょうか。

但し、実際には自己責任でお願いします。

エンジンを停めてヒーターが切れてから時間の経過とともにどれだけ車内温度が下がるかの実験をしたJAFのデータがありました。

【3月長野県上田市郊外での検証実験】
実験開始時の車内温度:25度
1時間後       :10度程度
3時間        :0度
8時間後       :-7度

ちなみに、毛布やレスキューシートだけでは朝まで耐えられなかったようでしたが、冬山登山用の防寒寝袋なら快眠できたそうです。

 

まとめ

今回は道の駅で車中泊する時はエンジン停止するべき?暑さ対策|寒さ対策は? について調べました。

・道の駅では、アイドリングストップを奨励しているため、少しの停車以外ではエンジンを停めるべきである。

・エンジンかけっぱなしは自動車のエンジン性能を悪くする恐れがあるばかりでなく、一酸化炭素中毒のリスクが高い。

・夏にエンジンを停めた時の暑さ対策は、ポータブルバッテリー・エアコンなどの使用か、日陰や標高が高い場所での利用がおすすめである。

・冬にエンジンを停めた時の寒さ対策は、FFヒーターが便利だが高価であるため、耐久効果の高い冬山登山用の寝袋の使用がおすすめである。

そして、道の駅で車中泊はできるのか?について調べた答えは、
もちろん車中泊はできます。
RVパークを併設したり「車中泊ウェルカム」な道の駅を調べて行くのがオススメと言えます。

道の駅で車中泊は手軽で、コロナ禍の現状では人との接触機会も少なく便利なのですが、
野外での宿泊ですから、命の危険というリスクもはらんでいる考えて、安全に楽しみたいものです。

「Phaii -AI写真撮影」は一歩も外へ出ることなく、公園やアミューズメントパークでプロカメラマンに撮影してもらったかのような画像を入手することができます。

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