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準備不足で車中泊に失敗して朝を迎え、もう笑うしかない
という状況です。
車中泊をまたしたいと思えるくらい
快適なものにするには
家電が使える便利さと
ぐっすり眠れる
睡眠スペースを確保することでしょう。
普段使いの車に
簡単に取り付け取り外しができて
快適な車中泊を実現するための
グッズがあります。
それらの中から
必須のグッズ10選を紹介します。
車中泊に一度使うと
止められないくらいの
おすすめグッズです。
快適な車中泊におすすめグッズ10選
快適な車中泊に必須のグッズ
1.ポータブル電源
スマホ、家電品、調理器具など、
電化製品を車内で利用できれば、
車中泊を安全に快適に過ごせます。
また、災害時に役立つこと間違いなしですね。
2.ベッドキット
フルフラットになると言われる車も、
良く見ると傾きや凸凹やがあって、
クッションやマットで調整して使うのが大部分。
ベッドキットを使えばそんな問題はなく、
寝袋を敷くだけで、
フラットで快適な寝心地を実現できます。
但し、バンやワゴンタイプ向きです。
ミニバンや、ハイルーフの軽自動車は
割と天井が高いので、
ベッドキットを使うのに適してますね
3.サンシェード
車内はガラス張りですから、
夜はサンシェードで視線を絶って
快適なプライベート空間を作りましょう。
日よけ、断熱、保温、防露などの効果もあり、
車中泊を快適に過ごす為に必須なグッズ。
4.LEDランタン
LEDランタンは車内使える安全な光源です。
5.ヘッドライト・LEDライト
夜、車内はもちろん車外で行動するときに使えますね。
車中泊では両手を使って荷物を扱うことが多く、
手を使わず目先を照らせるヘッドライトは重宝しますよ。
6.寝袋
布団より非常にコンパクトにしまえて、
寒い冬でも電気毛布と併用すれば、
心強い暖かさを得られます。
快適に眠るための必需品ですね。
7.電気毛布
車内で安全に使える暖房です。
真冬でも、これを使えば
夏用寝袋でも
快適に眠れるくらい
頼りがいが有ります。
8.枕
自分の頭になじむ枕を持って行けば、
快適な眠りを得られます。
フルフラットにできる寝床なら
普段使ってる枕でも構いません。
9.耳栓
駐車場で車中泊する場合は周りの騒音がうるさい時があります。
そんな時、
騒音を和らげてくれる耳栓は大変ありがたく、
快適な眠りに貢献します。
10.天井ネット
良く使うものを天井一カ所にまとめて置ける天井ネットは快適性をアップしてくれます。
車中泊のグッズを揃えたら、無料の車中泊の旅はいかがでしょう。
『無料の車中泊|伊豆の駐車場14選と観光スポット39選から車中泊で伊豆周遊の旅を』
おすすめグッズの使い方
ポータブル電源の選び方・使い方
車中泊は近隣車への騒音と自分や周りの人の健康に配慮して、
できるだけエンジンを止めて行いたいですね。
ポータブル電源があれば、エンジンを止めても家電製品が使えます。
自分に合ったポータブル電源の選び方と使い方を
実例を使って次の記事で紹介しています。
「車中泊で快適な空間を作る!ポータブル電源の選び方と使い方」
是非ご覧ください。
ベッドキットの使い方(エブリイジョイン)
ベットキットに座ると頭が天井に近くなるので、
あぐらをかいたときに、
頭が天井から数センチ隙間があるように
ベッドの高さを選びましょう。
ベッドキットは通販から入手もできますし、
整備工場を持つ自動車販売会社では、
エンジニアが
ベッドキットを車種に合わせて
作ってもらえるところがあります。
筆者は
自動車販売会社からエブリイジョイン(DA17V)を購入した時に
ベットキットをあつらえてもらいましたので、
使い方を実例で紹介します。
ベッドキット取り付け前の荷物室
エブリイジョイン後部座席を床に折りたたむ
折りたたむ前の後部座席
座席の肩のフックを上に引く
後部座席を前に倒す
後部座席の後ろの紐を引く
後部座席を固定していたフックが外れる
後部座席を床の高さまで畳む
後部座席はフルフラット
運転席の後部座席も同じやり方で床の高さに畳めます。
銀マットを敷く
冬は床からの冷気が半端ないので
銀マットを敷いて
保温力をアップします。
銀マットはダイソーで500円で買って来ました。
ベッドキットのフレームを繋ぐ
繋ぐと言っても、
ベッドキットのフレームを置いて、
ジョイントをポンと叩いて
はめ込むだけです。
後部座席と荷物室はベッドフレームで一杯になります。
ベッドをフレームの上に置きます。
このまま目的地へ移動できますね。
目的地へ着いたら、
ベッドの残りを取り付けて、
1m80cmの人でも楽に眠れるようにします。
助手席、運転席を前にずらして、残りのフレームを取り付ける
ベッドキット全ての取り付け完了
サイズの実測値も示します。
横幅
縦の長さ
小さいベッドが追加できるお陰で、
背の高い大人二人が並んで、楽に眠れます。
助手席を倒して、背部にものが置けるのが嬉しいですね。
さて、天井までの高さは
身長170cmほどの大人が、ベッドの上に正座すると
丁度、頭頂部が天井に触れるくらいですが、
あぐらで座れば
天井と頭の間に隙間があり
居心地は充分です。
荷物はベッドの下にも置けます。
普段使いの4シートに簡単に戻せる
後部座席に掛るベッドとフレームを外すだけで、
座席を元の位置に起こせば
次の通り普段使いの4シートに簡単に戻せます。
荷物室のベッドはそのままにして、
上に布を敷いて、
荷物の出し入れで傷つかないようにしています。
もちろん荷物室のベッドも簡単取り外せます。
さて、ベッドキットは通販でも買えます。
サンシェード・ランタン・寝袋(シュラフ)の使い方
サンシェード・ランタン・寝袋(シュラフ)の使い方は
次の記事で紹介しています。
車中泊を快適に!オススメのサンシェード・LEDランタン・寝袋と使用感
是非ご覧ください。
電気毛布
電気毛布はポータブル電源と一緒に使います。
他の暖房器具と違い、
畳んで仕舞えて、
安全に少ない電力で暖かく過ごせます。
比較的安く購入できるのも魅力です。
掛け敷両用、下に敷く、
上から掛ける、ひざ掛け、羽織るなど
いろいろなタイプがありますが、
車中泊におすすめなのは、掛け敷両用です。
寝る時は寝袋の下に敷いて、
日中寒い時は
ひざ掛けや羽織ったりして使えます。
そして、丸洗いできるものがおすすめ。
車中泊では、
飲食物が付いたり、
寝汗を搔いたり汚れるので、
丸洗いできれば
清潔に気持ちよく使い続けられます。
枕
寝床を完全フルフラットにするなら、自宅の枕が使えます。
コンパクトなものが良ければ、
ウレタンフォームを使用した携帯用枕、
空気で膨らませる枕などがあります。
耳栓
耳栓で音を無くすことはできませんが、
音をかなり抑えてくれます。
どのくらい音を抑えてくれるか
遮音性能(NRR値)などの表示を見て
決めると良いです。
寝るのに適している音の大きさは
40dB以下と言われています。
車中泊する辺りが、
新幹線の車内程度のうるささ(70dB程度)だったら、
柔らかな素材でできていて、
使っていて耳が痛くなりにくく、
遮音性が30dB以上ある
フォームタイプの耳栓がおすすめです。
天井ネット
天井ネットはたるみ防止の補強があって、
ジッパーの収納袋もあり、
お菓子やケーブル類などをそこに入れたり、
帽子やタオルなどは
ネットの上にちょいと置けるのが便利です。
使える車種の多い天井ネットはこちら
凄いルーフキャリアはルーフテントとカーサイドオーニングを繰り出せる
必須ではないが、
車の屋根につけるルーフキャリがあれば、
ソーラーパネルや椅子、テーブルなど
車中泊にキャンプの楽しみを加える
グッズを積めれるので便利です。
連泊して、
あるところでは車中泊だけでよかったが、
別のところについたら
大自然の真っ只中で景色が良く
車外でくつろぎたくなることがあるでしょう。
となったとき、
屋根のキャリアから取り出して
ソーラーパネルで
ポータブル電源に充電しつつ、
椅子に座り、
食事や音楽を楽しめます。
さらにオートキャンプ場など、
キャンプを堂々できるところで
真価を発揮する凄いルーフキャリアがあります。
ルーフキャリアから
ルーフテントと
カーサイドオーニングを繰り出せるのです。
外観と使い方を説明します。
ルーフテントとカーサイドオーニングを
格納しているルーフキャリアを
軽自動車(エブリイ)に取り付けた写真です。
見た目はほぼ普通のルーフキャリアですね。
普段は荷物を載せられるように、
ルーフテントとカーサイドオーニングは
端に格納されています。
キャリアの端に巻き付いたシートが見えますが、
この中にルーフテントとカーサイドオーニングが
支持棒とともに格納されているのです。
nittoオリジナルベッドキットとルーフキャリを取り付けてもらったのは
自動車販売整備会社の日東自動車さんです。
ルーフテントを拡げた時のインスタグラムです。
ルーフキャリアの端に格納されていたのですが、拡げると予想以上の大きさに驚きました。
車内と合わせれば、4人で寝ることもできます。
横に伸ばしたカーサイドオーニングに壁用シートも貼れるので、
その中に荷物を置いて、
車内のベッドと
屋根のルーフテントを寝床に使えば、
4人で寝れます。
他のグッズの使い方も随時追記していきますね。お楽しみに!
まとめ
普段使いの軽自動車で快適な車中泊を実現する
必須のグッズを10選と凄いキャリアを紹介しました。
筆者がベッドキットとルーフキャリアを取り付けてもらったのは
地元の自動車販売整備会社の日東自動車さんでした。
車内後部に
足つきのベッドキットを装備することで、
ルーフキャリアには
ルーフテントとカーサイドオーニングも格納されていて、
期待以上の装備でした。
ベッドの下に荷物を置くスペースが確保でき、
フラットで広いベッドは良い寝心地を提供してくれます。
さらに上の快適さに応えるグッズはありますが、
経験を経て、自分に合ったものを選ぶのが良いでしょう。
これらのグッズを使えば、
普段使いの車を使って、長い車中泊旅行を
快適に楽しむことができることでしょう。
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